私は医師になり約20年になりますが、これまで消化器外科医として、多くの患者さんの主に消化器癌を主体とした検査、手術、化学療法、緩和医療に携わってきました。また同時に、上部・下部内視鏡の検査及び治療も数多く経験させて頂きました。
消化器領域の専門医療を日々実践していくうちに、より患者さん目線での地域密着型のアットホームな医療を提供したいと考えるようになり、この度、ご縁がありまして「しだ内科・消化器クリニック」を西白井の地に開院する運びとなりました。
当院では、胃と大腸の内視鏡検査・治療を主体に、主に消化器疾患でお困りの患者様の診断や治療を2015年11月の開院以来、行わせて頂いております。
これからも末永く、地域の皆様の「おなかの相談医」としてお役に立ちたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
院長 志田 崇
動悸のみならず、息切れの原因にもなる不整脈治療を専門としており、京都の急性期病院では不整脈手術(アブレーション・ペースメーカなど)を担当しております。高齢者に多い心房細動は心不全とも密接な関連がありますが、加齢との鑑別が難しいため当地においても循環器内科医による適切な検査・治療を受けられていない方が数多くいらっしゃると聞いております。
未診断・未治療の心房細動や心不全を放置すると、脳梗塞や入院加療を要する事態になるためリスクの高い方においては早期発見が重要です。また、心不全入院を経験された方においては、再入院を回避する事が最も重要であり、そのためのきめ細やかな定期フォローが大切となります。
しかしながら、急性期病院では治療(手術)が前提となるため、心臓疾患の早期発見や治療後の経過観察に十分目が行き届いていないという現実もあります。
この度、ご縁あり、中高大学時代を過ごした白井の地で、心不全・心房細動に関わる外来を担当させて頂く事になりました。健康寿命の延伸を目的とし、心臓疾患の検査・治療を通じて地域医療へ貢献していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
循環器内科顧問 吉澤 尚志
2010年3月 千葉大学医学部を卒業。
卒後、京大病院初期研修プログラム(静岡県立総合病院、京都大学医学部附属病院)にて2年間の初期臨床研修、2012-2015年神戸市立医療センター中央市民病院にて循環器内科専攻医として3年間後期研修。
2015年より京都大学医学部附属病院 循環器内科臨床不整脈グループにてカテーテルアブレーションを中心として6年間勤務。
2021年4月より現職。
臨床不整脈 カテーテルアブレーション